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ワクチン外来

当院では、川越市の予防接種委託医療機関としてさまざまな予防接種を実施しています。
ワクチン接種は準備が必要となるため、公費・任意問わず、全て完全予約制となっております。
ご希望の方は事前にお電話、または受付窓口でお問い合わせください。
なお、実施時間は 毎日午後2:30~3:00、5:30~6:00 です。

接種できるワクチンの種類と費用について

当院で接種可能なワクチンは以下の表の通りです。
また任意接種した場合の価格は、表をクリックしていただくとご覧になれます。
なお、こちらは全て接種1回あたりに窓口でお支払いいただく金額となります。

ワクチン一覧表

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アクトヒブ・プレベナー接種再開のお知らせ

乳幼児の複数死亡例を受けて、3月4日から一時接種見合わせとなっていた小児用肺炎球菌ワクチン(プレべナー)と細菌性髄膜炎ワクチン(アクトヒブ)接種ですが、専門家の会議で評価を行った結果、安全性上の懸念はないとされたため、平成23年4月1日から接種を再開すると厚生労働省より通達がありました。
なお川越市の両ワクチン接種公費負担もこれに伴い再開いたします。

アクトヒブ・プレベナー接種再開に関するQ&A

これらのワクチンの接種は安全ですか?

専門家の評価によると、以下のような理由から現在得られている知見の範囲では、これらのワクチンの安全性について心配はないとされています。

  • 接種と一連の死亡事例との間に、現時点では直接的な明確な因果関係は認められません。
  • 接種後の死亡事例で、接種との因果関係がわからないものは、海外でもある程度報告されています。
  • これまでの国内外の調査では、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン、あるいはこれらとDPT(三種混合)ワクチンなどの複数のワクチンを同時に接種しても、重い副反応の増加は報告されていません。

なお、予防接種を受けたあと、ある程度の頻度で発熱や注射したところの発赤などの軽い副反応が生じたり、ごくまれですが重篤な副反応が生じたり、あるいはたまたま別の病気になったりすることがあります。体調などを医師とよく相談してから接種を受けてください。

接種の予定から遅れてしまったのですが、どうすればいいですか?

接種の間隔が、予定より多少開いたとしても、ワクチン接種を受けたあとの免疫への効果には問題がないとされています。
病気から体を守る免疫をつけるためには、間隔が多少ずれたとしても、なるべく早く接種を受けましょう。
なおヒブワクチンは、異物混入により製品の一部が回収された影響で、一時的に供給量が不足する可能性があります。詳しくは受付へお問い合わせください。

同時に複数のワクチンを接種できますか?

小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンや、DPT(三種混合)ワクチンなどのワクチンは、それぞれ別の日に接種できますが、医師の判断と保護者の方の同意によって、同時に複数のワクチンを接種する事ができます。同時接種は、早く免疫をつけたり、受診の回数を少なくするために行われます。
これらのワクチンを複数同時に接種すると、1つのワクチンを接種するより、発熱や注射したところの発赤などの軽い副反応が起こりやすいという研究報告もありますが、差がないとする報告もあります。重い副反応が起こりやすくなるという報告はありません。

  • 別の日に接種するには、原則として小児用肺炎球菌・ヒブ・DPT(三種混合)などの不活性ワクチンの接種後は6日以上、BCG・ポリオなどの生ワクチンの接種後は27日以上の感覚をおくことになっています。
  • 当クリニックでは当面小児用肺炎球菌・ヒブ・DPTワクチンは単独接種する方針です。保護者の方のご希望があれば同時接種も可能です。

基礎疾患(持病)がある子供は接種しないほうが良いのでしょうか?

基礎疾患のある方は、疾患によっては感染症にかかるリスクが高くなるため、髄膜炎や敗血症などの重い感染症を早くから防ぐことが大切ですが、ワクチンによる副反応についてもより注意が必要です。
例えば重い心疾患など、重い基礎疾患のある子どもさんへの予防接種は、日頃から基礎疾患の状態についてよく知っている主治医や、主治医と連携していて予防接種の経験のある医師などが、子どもさんの体調をよく確認して慎重に行う必要があります。
複数のワクチンの同時接種は、単独接種も考慮しつつ、医師が慎重に判断しますので、主治医とよくご相談ください。

  • 複数のワクチンの同時接種は、早く免疫をつけたり、受診回数を少なくする等を考慮して行われますが、同時接種で重篤な副反応が増えるわけではありません。万が一、重い副反応が生じた際などに、単独接種のほうがどのワクチンの接種後に起こったのか分かりやすくなることなども考慮されます。

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細菌性髄膜炎ワクチン(アクトヒブ)について

「アクトヒブ」は第一三共から発売されたヘモフィルス・インフルエンザb型菌(Hib菌)に対するワクチンの商品名で、ヒブワクチンとも呼ばれています。名前の中に「インフルエンザ」が入っていますが、近年流行が懸念されている新型インフルエンザウイルスとは全く別物です。
既にアクトヒブは欧米諸国を中心にポピュラーな予防接種となっていますが、日本では2008年12月から接種可能となりました。

接種対象者は2ヶ月から5歳未満までとされていますが、基本的には2ヶ月以上7ヶ月未満での接種が推奨されます。またこの期間に接種できなかった場合、下記のように接種回数が減ります。
これは髄膜炎発症のピークが3ヶ月~1歳である事と、Hib菌には他の細菌との交差免疫性(過去の病原体感染で獲得した免疫で、似た病原体にも防御反応を示す性質)があるため、月齢が上がると抗体を自然に獲得するためです。

  • 接種開始月齢が7ヶ月~12ヶ月未満の場合
    • 初回免疫
      通常2回、4~8週間の間隔で皮下に注射する。ただし、医師が必要と認めた場合には3週間の間隔で接種することができる。
    • 追加免疫
      通常、初回免疫後おおむね1年の間隔をおいて、1回皮下に注射する。
  • 接種開始齢が1~5歳未満の場合
    通常、1回皮下に注射する。

アクトヒブ接種日の決定について

アクトヒブは保護者の方からの接種希望を受けた後、連絡センターへFAX→業者より納品されたものを接種するという形を取っています。
このため、お申し込みされてから接種日まで数日間のタイムラグがあります。
あらかじめご了承ください。

細菌性髄膜炎ワクチン接種の公費全額負担のお知らせ(川越市のみ)

平成23年2月1日より、川越市にお住まいの生後2ヶ月~5歳未満のお子様がヒブワクチンを接種する場合、川越市が費用の全額を負担する事になりました。
なお、この措置は平成25年度以降の実施が現時点で未定となっておりますので、該当される方は早めの接種をおすすめします。

  • 実施期間
    平成23年2月1日~平成25年3月31日
    (平成25年度以降の継続も検討されていますが、現時点では決定しておりません。)
    公費による負担は期間内に接種されたもののみ対象となります。予めご了承ください。
  • 自己負担金
    無料です。期間内に接種されたワクチンに限り全額川越市が負担します。
  • 補足1
    生活保護受給者・中国残留邦人当支援給付制度受給者は無料で接種できます。
  • 補足2
    予診時に接種できないと判断された場合、予診にかかる費用は接種希望者にご負担いただきます。予めご了承ください。

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小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)について

「プレベナー」はワイス社から発売された乳幼児用の肺炎球菌ワクチンの商品名で、2010年2月より国内でも接種可能となりました。

従来成人に接種される肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は、乳幼児に接種した場合、肺炎球菌に対する抗体があまり作られないため効果が乏しく、また肺炎球菌による中耳炎にも効果が見られません。この為、通常小児には接種は行われません。
これに対し「プレベナー」は小児に重大な感染症を引き起こす7種類の肺炎球菌に対応し、小児に十分効果が出るように改良された肺炎球菌ワクチンです。また欧米では中耳炎や副鼻腔炎にも効果が見られるとの報告があり、これらの予防にも有効とされています。

細菌性髄膜炎について

現在、日本で発症している細菌性髄膜炎の約60%はヒブ(Hib:インフルエンザ菌b型)、約30%は肺炎球菌によるもので、二つ合わせると約90%を占めています。
細菌性髄膜炎を発症した場合、迅速で適切な治療が施されたとしても、新生児の約30%は死亡、生存者の約10~20%に水頭症・難聴・脳性麻痺・精神遅滞が生じてしまいます。

また、細菌性髄膜炎は抗生剤を点滴で投与して治療を行いますが、風邪の治療に内服用の抗生剤を処方する事が一般化した事から、近年、抗生剤が効きにくいHibや肺炎球菌などの耐性菌が急増し、日本は世界で最も耐性菌が多い国のひとつとなりました。この影響により、耐性菌による細菌性髄膜炎患者も増える結果となり、治療は以前に比べて格段に難しくなっています。

さらに肺炎球菌由来の髄膜炎は、ヒブ髄膜炎に比べ症状・後遺症の程度が重く、死亡:約10%・後遺症発症:約40%との報告があります。
このため、細菌性髄膜炎に対する根本的な解決策は、現時点ではワクチンをできるだけ早く接種する事以外ありません。

日本に先駆けてアクトヒブ・プレベナーを定期接種として導入したアメリカでは、導入前と比べてHib由来の髄膜炎の発症率は100分の1に、肺炎球菌由来の髄膜炎・菌血症の発症が94%減少したとの実績が出ています。
ヒブワクチンとプレベナーの同時接種により、非常に高い細菌性髄膜炎の予防効果が得られます。
どうぞご検討ください。

接種について

プレベナーは任意接種となります。
接種対象者は生後2ヶ月~10歳未満とされていますが、基本的には2ヶ月以上7ヶ月未満での接種が推奨されます。この期間に接種できなかった場合、下記のように接種回数が減ります。
(ヒブワクチン同様、交差免疫性により接種回数に差が出ています。)

  • 接種開始月齢が2~6ヶ月までの場合
    • 初回免疫
      通常3回、27日間以上の間隔をあけて接種(3回目までの接種は1歳未満までで終了させる)
    • 追加免疫
      3回目の接種から2ヶ月以上の間隔をあけて、12~15ヶ月齢までに1回接種
  • 接種開始月齢が7~11ヶ月齢までの場合
    • 初回免疫
      通常2回、27日以上の間隔をあけて接種
    • 追加免疫
      2回目の接種から2ヶ月以上の間隔を開けて、12ヶ月齢以降に1回接種
  • 接種開始が1~2歳までの場合
    60日以上の間隔をあけて2回接種
  • 接種開始が2~9歳までの場合
    1回のみ接種

小児肺炎球菌ワクチン接種の公費全額負担のお知らせ(川越市のみ)

平成23年2月1日より、川越市にお住まいの生後2ヶ月~5歳未満のお子様が小児肺炎球菌ワクチンを接種する場合、川越市が費用の全額を負担する事になりました。
なお、この措置は平成25年度以降の実施が現時点で未定となっておりますので、該当される方は早めの接種をおすすめします。

  • 実施期間
    平成23年2月1日~平成25年3月31日
    (平成25年度以降の継続も検討されていますが、現時点では決定しておりません。)
    公費による負担は期間内に接種されたもののみ対象となります。予めご了承ください。
  • 自己負担金
    無料です。期間内に接種されたワクチンに限り全額川越市が負担します。
  • 補足1
    生活保護受給者・中国残留邦人当支援給付制度受給者は無料で接種できます。
  • 補足2
    予診時に接種できないと判断された場合、予診にかかる費用は接種希望者にご負担いただきます。予めご了承ください。

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各種小児向けワクチンの接種スケジュール一例

乳幼児期は接種するワクチンの種類が多く、効率良くこなすには事前にスケジュールを立てておく必要があります。
あくまで一例ですが、18ヶ月までのお子様向けのワクチンスケジュールを作成してみましたので、よろしければご利用ください。
クリックすると大きい図(A4サイズ)でご覧いただけます。

小児ワクチンスケジュール表

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子宮頸がんワクチン(サーバリックス)について

「サーバリックス」はグラクソ・スミスクライン社から発売された子宮頸がんに対するワクチンの商品名で、日本では2009年10月に承認されました。
国内で子宮頸がんにかかる方は毎年1万5000人、またこの内、約3500人の方が亡くなられています。20~30代の女性に最も多く見られるがんで、低い検診受診率と相まって、未だに患者さんが増え続けているのが現状です。
各先進国では約7~8割の検診率が定着していることに加え、この子宮頸がんワクチンの予防接種がすでに普及しているため、子宮頸がんによる死亡率は各国で年々減少しています。

子宮頸がんは検診とワクチンによりほぼ100%予防出来るがんです。
ご自分の体を守るため、健康な赤ちゃんを授かるため、特に若い女性へ接種をおすすめいたします。

子宮頸がんについて

子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の中でも子宮頸がんの約7割を占める二つのウイルスの型、HPV16型と18型の感染によるものと特定されています。これは性交渉経験のある女性なら誰でも感染する可能性の高いウイルスで、多くの女性は10~20代初期に感染します。

HPVに感染すると、多くの場合は感染した細胞ごと自然に体外に排出されます。
感染が持続した場合は、数年の後「前がん病変」というがん未満の状態になりますが、この「前がん病変」の段階で発見し、治療に入ることができれば、子宮を温存し、妊娠も普通分娩も可能な最小限の手術で完治することができます。

ワクチンを接種すると、HPVに対する抗体が体内に生成されますので、感染をほぼ100%防ぐことができます。効果は約7年以上続くことが報告されていて、あわせて経過観察を行うことにより、さらに効果の延長も期待できます。

接種について

サーバリックスは任意接種となります。
初回接種・初回接種から1ヶ月後・初回接種から6ヶ月後の3回、腕の筋肉内に注射します。3回接種することで十分な抗体が得られるため、最後まできちんと接種することが大切です。
性交渉経験のないうちに接種した場合、予防効果が一番高くなります。
接種対象者は10~55歳までの女性です。

子宮頚がんワクチンの在庫不足に伴う措置のお知らせ(川越市のみ)

公費による接種が全国で開始された影響により、国内の子宮頸がんワクチンが在庫不足となり、2011年3月より予約を一時休止せざるを得ない状況となり、接種希望者の方には大変ご迷惑をおかけいたしました。

この度川越市より通達があり、供給不足が解消されたため、今年度中学生~高校2年生の方に加え、7月20日より高校3年生・大学1年生の接種予約も再開となりました。
今回の措置により、全ての公費接種対象者がワクチンを接種できるようになります。
自己負担金については次の項目をご参照ください。
なお、事前に予約がお済みの方から優先的にご案内いたしますので、場合により新規の方は順番をお待ちいただくことがあります。あらかじめご了承下さい。

子宮頚がんワクチンの公費負担のお知らせ(川越市のみ)

平成22年2月1日より、川越市にお住まいの中学1年生~高校3年生に相当する年齢の方が子宮頚がんワクチンを接種する場合、川越市が費用の一部、または全額を負担する事になりました。
なお、この措置は平成24年度以降の実施が現時点で未定となっておりますので、該当される方は早めの接種をおすすめします。
詳しくは次の項目をご覧ください。

  • 実施期間
    平成23年4月1日~平成25年3月31日
    公費による負担は期間内に接種されたもののみ対象となります。予めご了承ください。
    なお、平成23年度は中学1年生~大学1年生相当年齢まで助成を行いましたが、平成24年度は中学1年生~高校1年生相当年齢までの助成と変更されています。
  • 自己負担金
    中学1年生~高校1年生:無料(全額川越市が負担)
  • 補足1
    生活保護受給者・中国残留邦人当支援給付制度受給者は無料で接種できます。
  • 補足2
    予診時に接種できないと判断された場合、予診にかかる費用は接種希望者にご負担いただきます。予めご了承ください。

子宮頚がんワクチンの公費適用期間についてのお知らせ(川越市のみ)

川越市が現在施行中の子宮頸がんワクチンの公費による接種費用補助事業は、平成24年度は中学1年生~高校1年生相当年齢までが対象となり、高校2年生~大学1年生相当年齢の方への助成は平成23年度をもって終了が決定しました。

公費適用期間外に接種するワクチン費用は全て自己負担となります。
接種を希望される方は、できるだけ早くご予約・接種をお願いいたします。

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インフルエンザワクチンについて

9月に入り、インフルエンザ流行の季節が再び近づいて参りました。
当クリニックでは10月1日よりインフルエンザワクチンの予防接種を開始いたします。
実施期間は一般の任意接種の方は10月1日~12月31日、川越市内にお住まいの高齢者の方(65歳以上)のみ10月2日~平成24年1月31日までとなります。
昨年度に引き続き、使用されるワクチンは季節性インフルエンザワクチンと新型インフルエンザワクチンの混合品となっています。
接種費用は昨年度からの変更はございません。詳しくは上の価格表をご覧ください。
現在、ワクチン接種予約の受付中です。今年度はワクチンが不足する可能性がありますので、お早めのご予約をお願いします(下記参照)。

インフルエンザワクチンの供給不足に関するお知らせ

今年度のインフルエンザワクチンは、ワクチン供給元の一つである第一三共のワクチンの一部にウイルスが混入し、236万本が出荷停止になった影響により、現在、国内需要予測に対するメーカー供給予定量が不足しています。

(参照:ニュースリリース - 第一三共株式会社 - 『インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」』『インフルエンザHAワクチン「北里第一三共」シリンジ』の供給計画変更に関するお知らせ

この為、接種希望者数が納入量を上回った場合、大変申し訳ありませんがご予約の延期・キャンセルをお願いする場合があります。
あらかじめご理解・ご了承をお願いいたします。

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新型ポリオワクチンについて

先日の報道の通り、現行品よりも安全性が高いとされる不活化ポリオワクチンへの移行は既に決定しておりますが、こちらが導入されるのは早くても2012年度の終わり(2013年春頃)になると、厚生労働省より通達がありました。

現在、新型ワクチン接種が開始されるまで、ポリオワクチン自体の接種を控える動きが一部で見られています。
新型ワクチン導入まで接種を控えたと仮定すると、最低でも1年半もの間、お子様はポリオに対しての免疫がない状態となります。
免疫を持たない方が増加すると、日本は2000年にポリオの根絶を宣言していますが、海外諸国には以前流行地域があるため、海外渡航者を介して再流行する可能性も決して否定できません。
お子様の健康を守るため、またポリオ再流行を防ぐため、ワクチンの接種控えは決してされないよう、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。

生ワクチンと不活化ワクチンについて

生ワクチンはウイルスの毒性を弱めて生産します。経口接種で、免疫効果は強く、長期間にわたる免疫ができますが、ごくまれに接種者にポリオを発症させることがあります。
一方、不活化ワクチンはウイルスの毒性をなくして生産します。生ワクチンに比べて免疫効果は弱く、免疫をつけるために注射で3回以上の接種が必要となりますが、ワクチンによるポリオの発症はありません。

現時点では不活化ポリオワクチンは国内未承認のため、万一健康被害が起きても、国内での補償・救済制度は適用されません。
また不活性ポリオワクチンは国内生産されていないため、並行輸入ワクチンを取り扱う一部の医院で全額自費接種となります。

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ロタウイルス胃腸炎ワクチンについて

お子様がかかる下痢症の原因ウイルスの一つである、ロタウイルスの感染を防ぐワクチン(商品名:ロタリックス)が、2011年7月に製造販売承認を取得し、2011年11月21日から接種開始する事となりました。

感染性胃腸炎の原因ウイルスはロタウイルスの他に、ノロウイルスがあり、日本では毎年初冬にノロ、晩冬から春にかけてロタウイルスによる胃腸炎が流行します。
ロタウイルスは感染力が非常に強く、手洗いや消毒では完全には予防できません。
また、生後3カ月までは母体からの免疫によって感染を起こしにくく、感染しても症状は軽症で済みますが、生後3カ月以降に初めて感染すると重症化しやすく、国内では乳幼児の発症者のうち15分の1の方が入院治療を行なう結果となっています。この事から、世界保健機関(WHO)では、重症化予防策として早期の当ワクチン接種を推奨しています。

ロタウイルス胃腸炎は、世界中のほぼ全員が5歳までに一度は経験するありふれた病気であり、日本ではこの病気で亡くなるお子さんは極めて稀です。しかし、例えば働くお母様にとっては、お子様やご家族の急な下痢や嘔吐は、通院・入院に伴い長期間の欠勤の原因となり、大きな負担を伴います。
特に職場復帰予定のあるおうちのお子様、また乳児のうちから保育所に入る予定のあるお子様には接種を強くおすすめいたします。

接種について

ロタウイルス胃腸炎ワクチン(ロタリックス)は任意接種です。
初回接種・初回接種から4週間後の合計2回、精製してからシロップ状にした生ワクチンを経口投与します。
母体からの免疫が残るうちに接種すると、より予防効果が高くなるため、できるだけ早めの接種をお勧めします。

接種対象者は生後第6~24週の赤ちゃんです。
他のワクチン接種との兼ね合いから、当クリニックでは第1回接種が第6~8週、第2回接種が第10~12週になるような日程を推奨します。

なお、このワクチンはハッピーバースクリニックでも同料金にて接種予約を受け付けております。
ハッピーバースクリニックでの接種を希望される方は、直接ハッピーバースクリニック受付へ予約手続きをお願いいたします。

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公費による予防接種について

当院では公費による予防接種も実施しています。
公費による予防接種の場合、平成15年5月より住所地外における予防接種の一部相互乗り入れが開始されておりましたが、適用ワクチンに平成20年4月1日よりBCG、平成21年6月2日より新型日本脳炎ワクチン(商品名:ジェービックV)が加わりました(別項に追記)。

公費が適用となるワクチンと、その適用条件は以下のとおりになります。

二種混合

小学校6年生(11~12才)のお子さんが対象になります。
保健センターより二種混合の予防接種問診表が配布されますので、こちらを受付へお持ちください。

三種混合

生後3ヶ月~7歳6ヶ月までのお子さんが対象となります。
接種は全4回となります。
なお、1回目から2回目・2回目から3回目の接種間隔がそれぞれ8週以内の場合のみ、公費負担の適用となります。

  • 第一期:20~56日までの間隔3回
  • 第一期追加:第一期初回の3回目接種後、1年~1年半の間に1回

この期間を超えて接種を希望される場合は自費負担となりますので、あらかじめご了承下さい。

MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)

MRワクチンは全2回接種です。
第4期まで設定されていますが4回接種ではなく、第1期に1回+第2期~第4期までのいずれかの期間に1回接種する形となります。

  • 第一期:生後12ヶ月~24ヶ月未満
  • 第二期:5歳以上7歳未満(年長さんまで)が適用
  • 第三期:中学1年生4~3月の1年間
  • 第四期:高校3年生4~3月の1年間

となります。

インフルエンザ予防接種

65歳以上の高齢者の方が対象となります。
1回のみ一部公費適用となります。
なお負担金額は川越市・日高市・狭山市・鶴ヶ島市は1000円となります。
これ以外の市町村にお住まいの方の負担金額は、受付へお問い合わせ下さい。

BCG

市町村により対象・推奨年齢が異なりますのでご注意ください。

  • 生後3ヶ月~6ヶ月未満のお子さん:川越市・鶴ヶ島市・川島町
  • 生後6ヶ月未満のお子さん(生後3ヶ月以降が望ましい):日高市・坂戸市・飯能市・狭山市・入間市

いずれの市町村も接種は1回のみです。全額公費負担となります。

新型日本脳炎ワクチン(ジェービックV)について

3~7歳半未満のお子さんが対象となります。
また、平成22年8月27日付で予防接種法の附則の改正が行われ、既に旧型を1回以上接種していたために新型を接種できず、ワクチン接種が未了となっていた方々の救済措置、および2期の再開が決定いたしました。
これに伴い、当クリニックでは平成22年10月12日より、今回の措置に該当する方へのワクチン接種を開始しております。

基本的な接種スケジュール

  • 第1期:3~7歳6ヶ月未満までの間に1~4週間(2週間が推奨)の間隔で2回接種
  • 第1期追加:第一期初回の2回目接種後、1年~1年半の間に1回
  • 第2期:9~13歳未満までの間に1回

救済措置

  • 3~7歳6ヶ月未満、または9~13歳未満で日本脳炎の1期が未完了の方は、1~4週間間隔で連続接種をし、これをもって1期の予防接種が完了したとみなし、公費適用にて2期の接種を受けることができます。
  • 新しい日本脳炎ワクチンが2期に使用しても安全であるというデータが得られたので、1期3回終了している場合には、2期として公費適用にて接種を受けることができます。
  • 7歳6カ月~9歳未満(1期と2期の間)で、1期の3回が終了していない方は、9歳になるのをお待ちいただいてから接種となります。
  • 13歳以上の方で接種が未了の方は任意接種となります。

※今回の措置に伴い、旧型ワクチンの取り扱いは終了とさせていただきます。

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