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めまい外来

image当クリニックではめまいの誘因を多方面から検討し、内科的に治療するめまい外来を開設しています。
(日曜祝祭日以外の通常診療日のみ)

疲れがたまっていたり、睡眠不足の時などにめまいを感じる事があります。
たいていの場合は休養をとれば症状は治まるのですが、休んでも症状が続いたり、頻繁にめまいが起こったりなど、慢性的な症状を訴える方も多くいらっしゃいます。特に季節の変わり目など、気温や気圧の変化が大きい季節はめまいを訴える方が増える傾向にあります。

めまいが起こる仕組み

人間が体を動かす時、体の中では以下のような作業が行われています。

  1. 目からの視覚情報・耳からの位置情報・筋肉や関節が直接感じた情報を中枢に伝える。
  2. 中枢で情報と過去の記憶を統合し、今自分の姿勢や位置がどうなっているか推測する。
  3. 先ほどの推測から、体をどう動かすか位置決定し、これを筋肉に伝える。

めまいの起こる仕組み

この一連の流れの中で、どこか1ヵ所にでも障害が起こると、体の平衡が維持できなくなるため「めまい」が起こります。
このようにめまいの起こる原因となる部位は多くあるため、症状を緩和するためには発生源を特定することがとても大切です。

めまいの種類

めまいの症状は大きく分けると、次の3つのタイプに当てはめることができます。

回転性めまい

  • 症状
    自分自身や周囲がぐるぐるまわっているように感じるめまいです。
    まっすぐ立っていられなかったり、時には吐き気を催す事もあります。
  • 原因
    回転性めまいの多くは耳の異常から来る疾患が原因です。
    回転性めまいに意識障害や中枢神経症状(片麻痺、言語障害など)を伴うものは、生命に危険のある脳卒中や脳腫瘍が原因となるため、緊急処置が必要となります。

浮動性めまい

  • 症状
    自分自身や周囲がふわふわしているように感じるめまいです。
    まっすぐ歩けなかったり、立っていられなくなったりします。
    頭痛を併発することもあり、症状も長く続くことが多く見られます。
  • 原因
    若い人の場合自律神経失調症による起立性低血圧のことが多いのですが、中年以上の場合、脳の循環不全(脳卒中の前触れの事もあります)や更年期障害、また不整脈などの循環器系の病気も原因として挙げられます。

立ちくらみのようなめまい

  • 症状
    立ち上がった時に急にくらっとくるめまいです。
    目の前が暗くなったり、失神を伴う場合もあります。
  • 原因
    高血圧・低血圧・貧血など全身的な疾患や、ストレスや疲労がたまって起こる事が大部分ですが、自律神経失調症や脳底動脈不全症が原因の場合もあります。

めまいの検査

めまいの原因には耳・循環器・脳・年齢等、さまざまな疾患が考えられるため、治療に入る前にまず症状や現在の生活環境をお伺いし、その上でめまいの原因を探るための検査をいくつか行います。

目の検査

  • 眼底撮影検査
  • 瞳孔の左右差の確認
  • 眼振検査
    眼振は無意識に起こる眼球の往復運動です。めまいを訴える患者さんに見られます。
  • 対光反射の異常の確認
    対抗反射は瞳孔に光が当たると縮小し、暗いと散大する現象です。動眼神経や中枢に障害があると異常が現れます。

耳の検査

  • 聴力検査
  • カロリック検査
    外耳道に冷水を注入する検査です。健康な人はめまいが起こりますが、耳に障害があると起こりません。
  • Weber試験・Rinne試験
    両方とも音叉を使った検査です。
    難聴の種類やどちらの耳に障害が出ているのかを推定します。

その他の検査

  • 頭部CT検査 : 目・耳・脳に異常がないか、総合的に確認します。
  • 血液検査・血圧測定 : 貧血、高・低血圧の有無の確認
  • 心電図測定 : 不整脈の有無の確認
  • 頚椎X線撮影 : 頚椎症が引き起こす頚椎めまいの診断に使われる検査です。
  • ドップラー超音波検査 : 脳への血流不足が疑われる場合行います。

めまいを改善するケアのポイント

imags2薬を服用するだけではめまいを完全に防止することはできません。
日常生活を見直し、有効な対策をとることも大切な治療のひとつです。

 

  • 栄養バランスを整えましょう
    貧血を予防する鉄、血行をよくするビタミンE、代謝改善や疲労回復に効果のあるビタミンB群などを重点的に摂取しましょう。
    食事だけで補いきれない場合はサプリメントやドリンク剤などで補給するのも効果的です。
  • 水分をこまめに摂取しましょう
    血流不足を防ぐために、普段からまめに水分を補給する習慣をつけましょう。
    特に運動・入浴・暑い日の外出など、水分不足が起こりやすい時は注意が必要です。
  • お酒・コーヒーは飲み過ぎないようにしましょう
    お酒は脳の機能を低下させるため、めまいを悪化させる原因になります。
    またコーヒーを飲みすぎるとカフェインの効果で眠りにくくなります。睡眠不足はめまいの大敵です。
  • タバコはやめましょう
    タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させ、血液の循環を悪くする作用があります。
    めまいが悪化する原因になりますので、できれば禁煙をお勧めします。 →禁煙外来
  • まめにストレッチしましょう
    仕事や家事などで疲れてきたり、肩こりを感じたらストレッチを行いましょう。
    体を適度に動かすことにより血行がよくなり、めまいを起こしにくくすることができます。
  • 運動しましょう
    三半規管の機能が衰えるとめまいを起こしやすくなります。
    衰えてしまった平衡感覚は運動する事により取り戻すことができます。普段から適度な運動を心がけましょう。
  • 疲れやストレスをためないように心がけましょう
    疲れやストレスの蓄積は自律神経失調症やうつ病につながります。
    ぼんやりとリラックスしたり、リフレッシュできるような時間を取って、ストレスを発散しましょう。
    また十分な睡眠をとって、生活リズムを整えることもとても重要です。

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