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ごあいさつ

ごあいさつ

image一次医療や家庭医の役割を担う診療所は、特殊な疾病治療をするのではなく、全人的医療(プライマリケア)を提供する医療機関であり、その業務は下記の通り要約されます。

一次医療の業務

  • 健康増進
  • 疾病予防
  • 一次診断
  • 一次治療
  • 医療相談

元々、プライマリケアは一人の患者様に対して、一人の医師が担当してまいりました。しかし、医学の進歩に対する専門医教育や受診者ニーズの多様化と いった背景から、一人の医師の知識では充分なプライマリケアを遂行することが困難になりつつあります。

今回開設いたしました埼玉メディカルスクエアでは、 理想的な一次医療の形態として、複数の専門医がグループ診療に参加し、総合的にプライマリケアを担当させていただくことになりました。埼玉メディカルスクエアビルの内科2科と小児科の他に、別棟ではありますが産婦人科のハッピーバースクリニックとまとば歯科クリニックにもグループ診療に参加いただいており、医療の窓口としての役割は充分に担えるものと確信しております。

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一次医療機関としての当院の考え方

地域医療におけるプライマリケア(全人的医療:疾患を診るのではなく人をケアさせていだだく)を、数科のクリニックで協力しながら担当させていただいているのが、埼玉メディカルスクェアです。
現在、グループ内の協力で、休祭日の午前中診療を含め年中無休の診療サービスを提供させていただいております。しかしながら、無床クリニックでは夜間救急患者様の対応は困難であり、有床診療所のハッピーバースクリニックが対応できる産科救急以外、内科・小児科等の救急患者様が発生する毎に、クリニックの限界を感じるとともに心苦しい思いを重ねてまいりました。

近年、特に救急患者様に円滑な対応をするために、一次医療機関を支援し、重層的連携医療に熱心に取り組む、急性期二次・三次医療機関が散見されるようになってまいりました。二次医療機関としては次にご紹介させていただく石心会狭山病院が、特定機能病院(三次医療機関)としては埼玉医科大学付属病院が、我々一次医療機関で発生する救急患者様に対し、24時間の連携対応を可能にするために、いち早く連携医療室なる専任組織を院内に構築しております。

連携医療室では、我々クリニックが対応困難な夜間、休祭日の救急患者様の連絡を受け、受診・搬送・転送等の手配を行っております。そして、受診結果を当クリニックに報告し、入院を必要とするようなケースでは当クリニックでの最新医療情報を収集し自院での診療の参考にするような情報交換も、大変重要な仕事として行っております。

このような受け入れ側医療機関のサービスの向上に呼応して、すでに在宅訪問診療中の患者様には、あらかじめ診療情報提供書を作成し、常時の紹介状として携帯していただいております。緊急時には当紹介状を持参し、受け入れ先医療機関を受診していただくことにより、基礎疾患の種類、通常検査結果、薬剤服薬歴、アレルギー歴、感染症歴、既往歴等詳細なデータを先方スタッフに充分理解していただいた上で、より適切な救急医療を受けていただけるよう対応してまいりました。

今回、埼玉メディカルスクエアビルを開設するにあたり、電子カルテ、フルオーダリングシステム、デジタル画像ファイリングシステムを導入し、医療のIT化をはかった結果、膨大な診療データから即座に必要なデータを抽出し、重要な患者様の医療情報をコンパクトにレポートできるようになっております。

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地域医療連携について

医療法人財団 石心会 狭山病院
連携医療室 田中 利明

地域の医療連携を推進し、患者さんにとって最適な医療を提供します

医療連携模式図

当院は国が定める開放型病院としてのオープンシステムを導入して運営されており、積極的に地域の開業医・病院の先生と協力しながら患者さんの日常の生活を守ることをモットーとしています。

開業医の先生方と共同し、日常の予防的な医療は地域の開業医の先生方に。また、治療的な医療は当院のような病院で行われる、という医療をめざしているのです。
そんな中で開業医の先生方・病院の先生方とのパイプ役を担っているのが地域医療連携室です。

ひとりひとりの患者さんは人間として包括的な医療を受けるべき存在であり、疾病の段階や状態に応じて最も適した医療機能を持つ医療機関が、その診断等へあたるべきなのです。
そのような地域医療の機能分担を第一目標として、今後も医療連携を推進していく次第でございます。

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インフォームド・コンセントについて

現在、医療機関に求められる条件を要約すると、以下の図のようにまとめられます。

インフォームド・コンセント概念図

我々グループ診療においては、バリアフリー、アメニティー、クリーンシステム、セーフティシステムなど、いわゆる設備・建物のハード面を充実させていくことは当然のことと認識しております。
しかし、それ以上に医療のコアとなるインフォームドコンセントや情報開示、情報提示のソフト面を充実させるために努力していかなければならないと考えております。

インフォームドコンセントとは、単に病状の説明をすることではございません。
以下の条件がそろって、初めて可能になるのです。

  • 正確な診断に至るまでの過程の情報提示とその説明
  • 診断に対する治療の選択肢の提示と治療別予測結果の説明
  • 医療受給者(患者・家族)による治療の選択
  • 選択された治療の遂行過程の情報開示と結果の説明

このように、インフォームドコンセントを円滑に行うためには、情報提示と情報開示が不可欠です。
当グループでは、医療情報システムを充実させ、迅速に必要なデータ(診療データ・臨床検査データ、医事会計データ等)をビジュアル的に提供しております。

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